概要

2026年9月23日(水・祝)11時30分から15時30分、横浜産貿ホール・マリネリアでエーリアスもちもち文化祭2が開催される。イラストや同人誌の割合が多いと思われるなか、BGMアレンジで参加を決めたTatsh氏に『トリッカル・もちもちほっペ大作戦』との出会い、BGMアレンジにかけた思い、ジャケットデザイン、来場者へのメッセージなどを伺った。
インタビュー全文
トリッカル・もちもちほっペ大作戦との出会い

——トリッカルオンリー即売会『エーリアスもちもち文化祭2(トリもち祭2)』へ初出展されるということで、ぜひインタビューさせてください。そもそもなんですが、Tatshさんと『トリッカル・もちもちほっペ大作戦(以下:トリッカル)』の出会いってなんだったんでしょうか。

友達の使っていたLINEスタンプで知ったのが最初だったんですよ。その後ぐらいに『旋風ノ舞』の使ったトリッカルのネットミームがあるのを知って、軽い気持ちでインストールしたら、見事にハマっちゃいましたね。

——どんなところが良かったんでしょうか。

さまざまなキャラクターデザインが出し尽くされている中で、それでも一目見て『トリッカルだ』と分かるくらい、すごく特徴的で独自性のあるデザインが素直にすごいと思いました。あとはキャラのほっぺをつねってスタートするというのも「出オチかな」って思ったんですけど、ちゃんとプレイしていくとキャラクターもにぎやかで、動きもかわいくて、楽しいですね。まだ、やったことない人、気になっている方はぜひ、やってみると良いと思います!

——普段ソシャゲってやられるんですか。

ハマっちゃうと課金しちゃうんであんまりしないようにしてますね。そういう意味でもトリッカルは、珍しく時間の合間にプレイしています。
韓国で行われたイベントの思い出

——5月に別のイベントで韓国へ行かれた際にトリッカルのグッズも買われてるのを見ると結構ハマってますよね。

そうですね! SPAOっていうファッションブランドとのコラボパーカーとコラボTシャツを買ったんですけど、普段使いができるようなフォーマルなデザインで気に入ってますね!あと、アクリルブロックも買いました。
それに5月頃って、まだトリッカルの公式グッズが日本で頻繁に販売されていなかったので、いいタイミングだったなと思います。ファミマで発売された時にはアクキーも、数軒、探して買いました。

——ちなみにショップはたまたま見つけたんですか。

自分でSPAOとコラボしてるっていうのを事前に調べていたので、韓国の知り合いに「SPAOってどこにありますか?」って聞いて案内してもらった感じです。売り切れてる商品もあって、韓国でも人気なんだなっていうのは感じました。街にも大きな看板がありましたしね。

——韓国でも人気なんですね!

そうそう。結構みんなインストールしてて、イベントの時にライブハウスの外でパーティーの組み方とか教わりました。言葉が通じないけど、キャラ名とか、指さしで意思疎通できたのも思い出深いです。太陽の下でプレイして楽しかったですよ。もちろんみんな韓国版でやってるんですけど、向こうのバージョンって、日本よりも、ちょっと進んでいて、日本版には、まだいないキャラクターがガチャに出てたり、そういうことも教わったりして楽しかったですね。


エーリアスもちもち文化祭2への出展

——トリもち祭2への参加についても伺いたいんですが、当初は一般参加を考えていたと伺いました。そこからサークル参加になった理由についても聞かせてください。

サークル参加でも他の方が作った作品も見られますし、数曲程度なら即売会までに間に合うかなっていうので出展を決めました。
あとは今回ミュージックカードでの頒布になるんですが、CDだとプレスのコストもかかっちゃうし、少ない数で作れないんですよ。今回の出展は「トリッカルも好きだし、Tatshのアレンジも聞いてみたい!」っていう人のために作っています。なので、小部数でも作れるミュージックカードにしました。

——出展を決めてからなにか反応はありますか。

みんな楽しみっていうのは聞こえてくるし、あとはBGMアレンジで参加する人も少ないんじゃないかなって思ってます。ただ、反応があろうがなかろうが、自分がやってみたいと思ったら参加したいっていう気持ちに変わりはないですね。
出展する楽曲について

——今回3曲+DJ MIXで出されるということですが、その作品の意図について聞かせてもらえたらうれしいです。

メインテーマを聴いた時にこのメロディーを活かすためにはどうしたらいいかなって考えると、自然におしゃれ系のエレクトロハウス系になりましたね。あとは初めてのサークル参加ですので、ゲームをプレイしてすぐに流れる楽曲を選びました。BPMもある程度、近い感じになったので、それならと、DJ MIXも作ってみることにしました。

——アレンジをしていく中で韓国の音楽シーンや日本の音楽シーンの違いを感じることはありましたか。

結局、個々によって違うのでそれはなんとも言えないなと思います。ただ、日本の音楽シーンはバンドブームに多いに影響されてるかなっていうのは感じますし、一方で韓国はダンスミュージックの割合がとても高いですよね。そういう意味で、韓国はビートから音楽を作っているような印象を受けてはいますね。
楽曲のアレンジについて

——今回出される楽曲についても伺いたいんですが、原曲のジャジーな感じからなぜラウンジハウスやエレクトロハウス系にアレンジしようと思ったんでしょうか。

確かに元のジャンルは室内音楽であったりジャジーのような要素があったりしたんですけど、そこはいったん無視してメロディーだけを抽出したんですよ。自分だったらこのメロディーに対してどういうアプローチをするかなって考えた時に、ハウス系をやってみたいなって感じたのでこの方向性でアレンジをしました。

以前東方のアレンジをやっていたこともあるんですけど、その時には東方のアレンジもしつつ自分のやりたい要素っていうのを入れてやっていたので、すごくカロリーが高くて……。しかしながら、今回はメロディーが求めているであろうアレンジに逆らわずに作ってみたという感じですね。

——原曲はループのBGMですが、アレンジではイントロとアウトロを作っていますよね。

一曲一曲単体で聴くっていうのを想定していていたので、3分ちょいで終わるように作りました。

——原曲はいろいろな楽器をメロディーに使っていましたが、アレンジではピアノがメロディーを担っていますよね。

今回は、メロディーそのものをより際立たせたいという意図があって、ピアノを中心にしました。原曲ではいろいろな楽器にメロディーを担当させていますが、アレンジではあえて音色を絞ることで、旋律そのものの良さをより感じてもらえるんじゃないかなと思ったんです。なじみある音色だからこそメロディーの表情や流れがすごく素直に伝わる楽器だと思っていて。今回はアレンジで新しい要素を足していきながら、原曲にあるメロディーの魅力は中心に据えるみたいな感じを目指しました。
ジャケットデザインについて

——今回、カードのデザインも特徴的ですよね。

今回デザインをどうしようかなと考えた時に、今回の即売会ってイラストを使った作品がメインですよね。だったら逆に、あえてキャラクターを描かず、シルエットをモチーフにしたデザインにすることで個性が出るんじゃないかと思って、デザイナーさんにお願いして作っていただきました。

今回はあくまで「音楽を聴いてもらうために出展している」ということを大切にしたかったので、そういう意味でも、こうしたシンプルなデザインにしてみました。普段、TatshMusicCircleのCDジャケットでは、AIで生成したイラストをイラストレーターさんにレタッチしていただき、さらにデザイナーさんにロゴやレイアウトを仕上げてもらう、という形で制作しています。一方、今回のカードは、そうした普段の作品とは違ったアプローチとして、AIを使用せず、デザイナーさんに制作していただきました。あくまでも、AIイラストは使用するのはTatshMusicCircleのオリジナルキャラクターだけ。という方針で行こうとは思っています。

トリもち祭2へ来場される皆さんへメッセージ

——いろいろ聞かせていただいてありがとうございます! 「トリもち祭 2」に来場される方、またこの作品を手に取ってくれる方に向けて、メッセージをお願いします。

他のサークル参加の方もにぎやかな作品をたくさん作ってくれると思うので、自分もイベントをとても楽しみにしています! 一緒に楽しい即売会を過ごせたら、うれしいです!