白餅だんごについて

ご紹介

VTuber 白餅だんご

後編では、歌ってみたやオリジナル楽曲の選曲・制作に込めたこだわりを中心に、AKB48・大島優子さんから受けた影響や、アイドルというジャンルへの思いを語ってもらった。活動5年目に見据える、リアルでのワンマンライブなどの目標についても伺った。

インタビュー全文

数多くの歌ってみたやオリジナル楽曲について

Tukkun

——結構多くの歌ってみたやオリジナル楽曲を出されていますよね。どう選曲しているんでしょうか。

白餅だんご

私自身が白餅だんごちゃんの世界で一番のファンなので、私がだんごちゃんに歌ってほしい曲として選んでいるのがまず第一ですね! それと、やっぱり活動してく中で、ファンの皆さんとのやり取りとかで、配信中に出てきたワードって思い出深いものがあるんですよ。これをしっかり歌ってみたとしても残したかったのと、周年イベントが終わったあとに歌ってみたを公開するっていうことをずっとやっているので、歌ってみたの数も多いのかなと思っています。その中だと『Color of Drops』とか『絶対アイドル辞めないで』は周年で公開しましたし、去年は『プラネテス』を公開させていただきました。

白餅だんご

オリ曲に関してはライブの内容とリンクさせていて、特に去年の『ハイウェイ・ストーリー』が一番わかりやすいんですけど、これをライブのオリ曲としてを歌ったんですね。この楽曲を通して、ファンの皆さんと一緒にドライブできたかなって思っていて、そのドライブで地球を飛び出して惑星までいっちゃったみたいな裏テーマがあったんですよ。それに合わせて『プラネテス』を公開したんですけど、そういう中で曲を選んだりしていますね。

Tukkun

——ライブを一つの物語として行っているわけですね。そういう意味ではすごく楽曲に寄り添って歌ってますよね。

白餅だんご

やっぱり大島優子さんからの影響がでっかいんですよ。大島優子さんって“アイドルを演じていた女優”で、子役の頃からずっと女優さんをやっていたんですけど、AKBに入ってからは100%アイドルだったんですね。でも、演技をしている時の優子ちゃんって「やっぱり女優になりたかったんだな」っていうのを感じるぐらい楽しそうに演じるんですよ。

白餅だんご

アイドルとしてすごく激しい曲もできるし、ネタっぽい曲もできて、かっこいいしアイドル全開のかわいい曲もできるので、当時は“変幻自在のエンターテイナー”って言われてました。それがすごくいいなと思って、私も演じているといいますか、楽曲の世界観に結構寄せていくような感じで歌ってはいます。あとはやっぱり人さまの楽曲といいますか、好きな方が奥に見える作品を歌う時には、最低限その方々へのリスペクトがないと、雰囲気を出せないなって思っています。もちろん自分を見てほしいっていう思いはあるんですけど、歌ってみたに関してはその比率が低いなって思います。

Tukkun

——とてもすてきな思いを持って活動されていますね。

白餅だんご

配信で繰り返し言っていることがあるんですけど、アイドルの楽曲ってまだまだVTuberさんのファン層には浸透してないなって思ってるんですよ。逆にアイドルファンの人にもアイドルVTuberの良さを知ってほしいと思ってるんですよね。そうなってくると、まずは楽曲を知ってもらわないとそのきっかけにならないと思っているので、アイドル歌枠配信ではかなりマイナーな曲を歌っています。ただ、オケがないことも結構あって、自分で発注をして作ってもらうこともあるので、それだけ原曲にたどり着いてほしいっていう思いというか、リスペクトみたいな思いがあります。

白餅だんご

たくさん聴いてもらえたらうれしいですけど、どこまで行っても自分の曲ではないので、「原曲もいいね。でもだんごちゃんの歌ってみたも悪くないじゃん」みたいな感じで、逆に言うとこのぐらいで聴いてもらえたら良いのかなって思っています! それ以上を望んだら望みすぎかなって考えてますね。

オリジナル楽曲『夕暮れ花火』について

Tukkun

——オリジナル楽曲についてもぜひ教えてください。『夕暮れ花火』を聴いたんですが二つバージョンがあって驚きました。

白餅だんご

MVが付いている動画とアカペラバージョンのやつですね。まず『夕暮れ花火』っていう楽曲自体が、SHOWROOMっていうプラットフォームの楽曲制作イベントで作っていただいた楽曲になります。ただ、最初で最後のイベント参加にしようと思っていました。やっぱりファンの方に金銭的な応援をしていただく系のイベントって、全部に参加するっていうのが、ファンの気持ちを考えると難しいんですよ。

白餅だんご

なのでそういったイベントはずっと見送っていたんですけど、自分のオリジナル曲ってすごく大きい存在になるし、アイドルとしてステージに立って3Dライブをするっていうのが私の中にあった夢の一つだったんですよ。そうやって過ごしていた中で現れたのが、姉田ウ夢ヤさんが行っていた“シンクロメディアミックスプロジェクト”でした。これはいまだに皆さんにいじられるんですけど、このプロジェクトでオリ曲をつかむために“デスタイムテーブル”なんて言われていたんですけど、超短時間の配信を一日中ずっと行うみたいなことをやっていたんですよ(笑)。意識ももうろうとしながら配信をしていたんですが、そういう中でつかみ取った楽曲になります。

オリジナル楽曲の収録を通して

Tukkun

——そういった背景があったんですね。

白餅だんご

いざレコーディングをした時に姉田さんから「感情を入れすぎないでほしい」っていうところを何度も直していただいた楽曲でもありました。さっきも話した通り、私ってかなり感情を込めて歌ってしまうので、最初のオリ曲だったんですけど一番難しかったなって思っています。そういう中で完成した時に、この美しいメロディーだけでもファンのみんなに感じてほしいと思って、アカペラかつシンプルな動画でお届けしたので、2種類あるっていう感じです。この動画も3Dの姿で“THE FIRST TAKE”みたいに録っているんですけど、実際に一発録りでした(笑)。

白餅だんご

ただ、こういった活動をするにあたって覚悟はしていたつもりなんですけど、まだまだ甘かったなって感じましたね。『夕暮れ花火』のレコーディングでプロとしてお金をもらうっていうのはこういうことなのかって本当に感じました。カラオケで楽しく歌うっていうぐらいでは全然だめで、しっかりと“作品”を届けるためには白餅だんごとしてどうしたらいいかっていうのをすごく考えたんですよ。その時にできたのが、『春の夢、永遠の光。』『Sensation』っていう楽曲たちになります。

本人らしいオリジナル楽曲

Tukkun

——オリ曲の雰囲気も白餅さんっていう感じがしてとてもすてきですね。

白餅だんご

私の楽曲って“The VTuber”みたいな楽曲が少ないんですよ。やっぱりここにはAKBさんの影響がありますね。いわゆる楽しいかわいい楽曲だけじゃなくて、ちゃんと耳に残って、カラオケで歌っても楽しい楽曲がCDのB面とかには結構あるんですよ。そういうのが好きだったっていう影響もありました(笑)。

これからの挑戦や目標

Tukkun

——いろいろ聞かせていただきまして本当にありがとうございました。ぜひこれからの目標や挑戦についても教えてください。

白餅だんご

これまでずっと白餅だんごとしてアイドルを目指して駆け抜け続けきた自信があります。そんな中で一つはみんなにも言ってるんですけど、5年活動をしていてリアルワンマンライブをやったことがないんです。普段有料ライブに出ることも多くて、全部のファンが有料ライブに来られるような状態にあるとは考えていないので、周年ライブはたっぷり無料で見ていただくような形になっています。そんな中でも、そろそろリアル会場でワンマンライブをやりたいなっていうのをすごく思っています。

リアルワンマンライブに向かって

Tukkun

——もしリアルワンマンライブを開くとしたら、本当に大きな夢の一つがかなうわけですが、どんな気持ちで来てほしいなどありますか。

白餅だんご

すごくばかっぽいこと言ってもいいですか(笑)?

Tukkun

——全然大丈夫ですよ(笑)。

白餅だんご

まず健康な状態で見に来てほしいです!

白餅だんご

私って今まで本当に音楽とは無縁の生活を送ってきていて、やっとボイトレにも通い始めたみたいな感じなんですね。そんな感じなので、これからの夢であるワンマンライブも、普段やっているリアルライブでも、私のライブを生で見てもらっていろいろ感じてほしいなって思います。本当に皆さんには一度来てほしいと思っています。ライブハウスの空気感とか音とかにおいも含めて、皆さんの感じる気持ちを確かめるためにぜひ見に来てください。そのためには、まず、体調を崩さずに健康的でフラットな状態で来てもらわないといけないですからね(笑)。その上で、皆さんがどう感じたか教えてほしいなって思います。

アイドルとして

Tukkun

——ことアイドルという点ではいかがでしょうか。

白餅だんご

アイドルを嫌いにならないでほしいなっていう思いもあります。まだまだ「アイドルって……」みたいな感じで、いいイメージを持たれてない方もいると思うんですけど、これって肩書の一つなんですよ。「アイドル曲だから聴かない」とか「かわいいふりしてるだけだろ」とか「最近のはやりをなぞってるだけでしょ」っていう前に、1回曲を聴いてみてほしいなって思います。
そういう中で、アイドル曲には良い曲もあるんだよとか、VTuberさんが頑張ってるストーリーに通じるようなグッとくる曲もあるんだよみたいに、私がマイナスなイメージを払拭してきたいなって思っています。

数々の目標

Tukkun

——他にやりたいことはあるでしょうか。

白餅だんご

バーチャルファッションショーをすごくやりたいと思っていまして、ホロライブさんとか、にじさんじさんとかは、ARを使ってやられているんですけど、私はそれを音楽ライブと融合しつつ、ファッションショーをやりたいなって思っています。私ってお洋服もめっちゃ好きなので、バーチャル上で購入させてもらってお着替えさせていただくこともあるんですよ。バーチャル上のお着替えって魔法少女の変身みたいに一瞬で着替えられるので、そういったことを絡めたステージをお届けしたいなって思っています。
ちなみにこれを見ていらっしゃる企業さんいらっしゃいますか! ぜひやりましょう!

Tukkun

——本当にいろいろな可能性を追求して活動されていますよね。

白餅だんご

それこそ去年は劇を絡めたライブをやらせていただきました。普通のライブじゃなくて、生演奏をバックに演劇を絡めるような新しい試みをしているので、本当に変幻自在のパフォーマンスをやりたいですね。自分の可能性をつぶさないように大事にしたいなって思っています!

音楽的な部分では

Tukkun

——ちなみに音楽的な技術としてはどんなことを習得したいなどありますか。

白餅だんご

先ほどもいったように、カラオケしかしてこなかったので足りてない技術なんて山ほどありますね。皆さんから「楽曲と声が馴染(なじ)んでてすてきだね」って言ってもらえるとすごくうれしいんですけど、逆に言えば特徴がないのが悩みですね。良くも悪くも伴奏と馴染(なじ)んじゃうので、自分の声を前に出すのが逆に難しくて……。そう思ってボイトレに通ってもいるんですけど「馴染んじゃうっていうのを直すことはできるけど、それは個性をなくすことだから慎重に考えてほしい」って言っていただけたんですよ。とはいえ、苦手なキーとか声が細くなっちゃうような音を直すような感じで練習しています。音楽をやっている人なら当然やっているような、鍵盤を弾いて音を合わせていくようなことも反復しながらやっているので、安定感をきちんと育てていきたいですね。

白餅だんご

久しぶりに配信にいらっしゃった方から「安定感が増してるね!」って言ってもらえることもあるので、自分だと気が付かないんですけど、やっていて良かったなと思います。それに、5年も活動していて、こんな歌ではもう許されないっていう気持ちもあるので、頑張っていきたいですね。

皆さんへメッセージ

Tukkun

——最後に皆さんへメッセージをお願いします。

白餅だんご

本当に見捨てないでくれてありがとうございます。「歌枠やるよ!」って言って4時間配信してて、4曲とか5曲しか歌わないのにお付き合いしていただいて(笑)。私がこんなにクレイジーガールなので、皆さんもクレイジーボーイなんだろうなって思いつつ、私はずっとアイドルだって言っているのに本当にかわいいことは全然言わないですし、自分からボイスを販売したこともないですしね。皆さんにかなり感謝しているんですよ。皆さんへの感謝の気持ちはだれにも負けません。私もなかなかに愛が深い方だと思ってるんですけど、皆さんからもらってる愛はもっと大きくて深い愛だと思っているので、その気持ちをいただいているからこそ、皆さんに一つでも多くのステージを見せたいですし、いいなと思ってもらえる作品を出しているっていうのは皆さんへの気持ちでしかありません。本当にいつもありがとうございますっていう気持ちです。

白餅だんご

最近私のことを知ってくださった皆さんは、多分YouTube配信でふざけてばっかりなので驚いているタイミングだと思うですけど、私はライブが軸にあるアイドルVtuberなので、これからもYouTubeはYouTubeの白餅だんごで、ライブはライブの白餅だんごとして、別のコンテンツとして楽しんでもらえるとうれしいです。他にもすてきなアーティストさんはたくさんいますけど、アイドルは白餅だんごだなって思ってもらえるように、私もやる時はやるVTuberなんで、皆さんもぜひ太く長く一緒に活動して、アイドルロードを一緒に駆け抜けてほしいなと思います!

前編

白餅だんご1stワンマンライブ アーカイブチケット

白餅だんご1stワンマンライブ【瞬間、君に恋をする。】のアーカイブチケットはこちらから。

物語と連動した新プロジェクト——。物語を見届けるためにも両公演通してのご参加を。

https://shiramochidango.zaiko.io/ja/e/shunkun-kimi-koi-1st

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